(株)クローネ様が機械要素展に出展の際に飾られたパネル関係のご紹介です。 [グラフィック・CIデザイン]
前回のブログで「機械要素展」についてお伝えしましたが、その際私共がデザインしたパネルとカタログ関係がありましたのでご紹介します。
まずは、A1サイズのパネルです。
製品自体はデジタル式の圧力計になります。
クローネ様は「計測機器にも従来のような金属の固まりみたいな無骨な物じゃだめだ、これからはデザインを積極的にとりいれていこう」という考えで開発をされています。
デザイン的な主張の一つとして色。一般的に圧力計は正しく計測できればよいのでカラーバリエーションなんてまずありませんね。
そこに色を選ぶことができる圧力計といった業界でもめずらしい試みなのです。
当初は青と黄色だったのですが、今回新色として赤が追加。3色カラーバリエーションが揃いました。
それにより、機械や工場のラインの設備品の配色に合わすこともでき、またパイプ内を通る液体が冷たい時は青、熱いときは赤といった安全面での使い分けもセールストークとして使えるようになったと聞いています。
そこで、せっかく3色になったのだから単に並べてもつまらないので、花のようにしたら面白いかな?というのが発想の原点です。
それでコピーが「デジタルの花が咲きました。」なんですね。
次の製品はタイプ違いのデジタル式の圧力計です。
基本的には機械などのパネル面に取り付けます。
実はこのパネルのデザインが結構悩みました。
基本となる製品写真が真正面のアップとカラーバリエーションの説明のために撮った2つのアングルのみ。
これをもとにどうやってイメージを膨らませるか?が課題でしたね。
いくつかラフ案を作ったのですが、打合せの中で震災を応援する意味を含め「がんばれ!NIPPON」のメッセージ性でいこうということになりました。
あと、企業スローガンとして、
単なる目的だけの“もの”であってはいけない・・・
そこに“人”とのつながりを大切にしたい。
私たちは“人”と“もの”との「融和」をつくりだし、
「未来実現」のコンセプトのもと、
新しい今を提案していきます。
人とものとのつながりを大切にしたい、ですので、左下にロボットくんがいるかというとそういった理由何ですね。
最後にA4サイズの製品カタログです。
製品カタログの作成をお考えの皆様〜、その際は当社に是非お声掛けのほどよろしくお願い致します。
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